オーナーがオージーで、彼がオーストラリアから連れてきた大工サム
奄美から呼んだ友達のドイツ人や新潟にいるアメリカ人の家具職人
そして演歌好きな純日本人の棟梁とその仲間達
それぞれの国で大工の様式も違うので、中々前に進みません
冬までに完成するはずだったんだけど、たぶん間に合わない...
オーナーはとても細かく繊細で厳しいのに対して大工はみんな結構自由で気ままな感じ
一生懸命だったり、何とかなるさってイージーだったり、十人十色です
性格と国民性はあまり関係ないんだなって思う今日この頃
たまたま日本に生まれてきた私は、当たり前の様に日本国籍をもらった
そして日本人として、尖閣諸島や竹島のことを考える
アフガン戦争や欧米の金融危機やアフリカの貧困を日本人の目線からみる
心の中に張り巡らされた国境...
どこに所属しているか関係なくひとりの人として存在できる時代はくるのかな?
目に見える情報や肩書に左右されず、命の重さが平等な世界がこの先にきっとある...
安曇野のケンジさんが言っています
「 私たちはみんな川である
その川はいずれ大海原でひとつになる
中国人もアメリカ人もみんな海で一緒になる
そして水面にいた意識は太陽の力を借りて、森へ帰りまた川となる 」
お互いの個性を尊重し合えるようになれば、争いはきっときえる
それは簡単なことだと思う
ただ、一人一人が自分自身を好きになるだけ
手にしていない幸せを憂うのでなく今ある幸せに目を向ければいい
Love yourself, and new world comes soon.