C.A.にある Big Sur の海岸を思い出す
アザラシやラッコが波に浮かび、
クジラが潮を吹くその間を抜けるように
一台のカヌーが悠々と横切っていった
水平線ではオレンジ色の夕日が沈んでゆく
いつか、あのカヌーの上にいよう
そう心の中でつぶやいたあの日・・・
学生時代、持ち運び用のカヌーを担いで、
旅に出てしまう先生がいた
夏休みがあけると、職員室では
日焼けした肌に白衣を着た姿がういていた
生き方が魅力的だった
いつか、わたしもカヌーをしよう
そう心に決めたあの日・・・
今年の夏は、カヌーをやろう