December 10, 2011
働くということ
本来、人は、生きていくために労働してきた
最低限の衣食住に、「生活」というものがあった
でも生活は便利になって、より便利になるために働くようになった
便利に慣れた人は、もっと贅沢をしたい、もっと楽をしたい...
そうして、如何にお金を稼げるかの方が大切になった
働く過程で得る何かを省いて効率を重視するようになってしまった
お金がなければ豊かな暮らしが出来ないと思い込んだ人は、
働くこと自体に幸せを見いだせない
農作物の収穫の喜びや手作りの温もりを忘れ、無機質な心に慣れてゆく
それに違和感を覚えて森へ帰ろうとしている人たちが、今、新しい時代の流れを作っている
「昔にもどってゆく未来」
助け合いや繋がりや自然の中で働くということが、
生きることに大きな意味と豊かさをもたらしてくれる
人らしく生きるということは、そこから始まるのかもしれない