7/28 河童橋 → 明神池 → 徳沢 → 横尾山荘
7/29 → 涸沢 → 穂高岳山荘
7/30 → 奥穂山頂 → 涸沢ヒュッテ
7/31 → 上高地温泉
ただ何時間も歩いて登って、高山植物を見つけて、朝陽や夕焼けや満天の星を見る
登山なんてそんなものだって興味なかったけど、
‘オクホ’という響きに惹かれ、山にも呼ばれ、とうとう来てしまった...
始めは黙々と歩き、すれ違う人と挨拶をするのが面倒くさかったのに
いつからだろう...
5年前のヒマラヤの感覚がよみがえっていた
「山に抱かれている」
これがきっと山に魅せられハマってしまう理由のひとつなんだろうな
山との一体感、心の奥から湧きだす好奇心、無力さ、自信、偶然と必然、潜在意識...
言葉のない世界で私はずっと山と会話していた
多くの出会いもあり、大雨や霧が晴れた後に見た絶景にも感動し、30年前両親が歩いた場所にいることも嬉しかった
後ろ髪をひかれる思いで下山する途中、何だか嬉しくて走りたい衝動にかられた
トレラン用のスニーカーを履いてたからかもしれないけど、どんなに走っても気持ちよくて、
クライマーズハイならぬトレッカーズハイ
これから登る人みんなに「いってらっしゃい」が言いたくて、行きにすれ違う人たちがどうしてあんなに笑顔で声をかけてきたかようやく解かった
横浜に戻ってから何度も上高地の天気予報見てるし、間違いなく山に惚れちゃったな