父の友人と妙高山の夕焼けを見に...
わたしがまだ小さかった頃、晩酌時に突然現れて
明け方にはいなくなってる不思議な人でした
妙高にも何度か来訪して、親戚の家に車を置いたまま
何も言わずに旅に出てしまうなど度々事件をおこしてました
放浪癖は今だ健在
79歳になった今もヨーロッパを旅してスリに会い、
身一つで帰ってきたそうです
彼は大学で経済学の教鞭をとっていましたが、今の経済のあり方に疑問を持ち
生徒に何を教えていいのか分からなくなっていきなり学校をやめました
経済なんて全く分からないとおっしゃっていました
とても純粋で、子供の心のまま生きている人です
時々寂しい笑みを見せていました