Trans Pacific Partnership って、もともとは環太平洋の小さな国々の協定だったはず
この都合のいい名前に、恐慌のアメリカが飛び付いてきちゃったね
江戸幕府が日米和親条約によって開国してから157年、この島はだいぶ米国に侵食されてきた
でもだからこそ、新しい時代がやってきたんだよね
戦後の理不尽な日米安保条約をはねのけられず、アメリカの傘下で踊らされてるのにも気がつかず、
でもその恩恵にも授かってきちゃったんだよね
今、起きてることは、長い長い年月をかけて、私たちが選んできた結果
だから今になってTPPに反対しても、法案はスルーしてむなしい結果になるだけって思うよ
TPPに参加すると、日本の産業をギリギリのところで守ってたフェンスを全部とっぱらわれちゃう
アメリカは食品や工業の自由化、保険会社や医療界の侵食、建設業界の侵入..
ありとあらゆる分野で資本主義の冷徹な経済進出を果たしてくる
でもね、わたしはもう怖くないよ
すべて選んでるのはひとりひとりで、企業だけではなく消費者にも責任がある
お金の不安から選ばざるおえないなんて、そんなの虚像
豊かさに対する麻痺から、少しずつぬけださないとね
でもたまには贅沢したっていいんだし、お金なんて実はなくならない
国民皆保険がなくなるなら、病気にならない生活を選べばいい
もちろん、最先端の西洋医学は多くの命を救ってきたけど、
その医療によって人間らしさも奪われてきたわけだし
わたしは、病気は延命のためではなくて、自分自身に戻るためにあるって思ってる
国がTPPに参加した後、反対してた人が安く入ってきた米産業に手を出さければ自然淘汰されるはず
でもきっと多くの人が安い輸入品に手を出すし、わたしもきっと同じ
すべては私たちが選んでこの世界を作り上げていることを認識したほうがいい
責任転嫁せず、日々の生活で何が大切なのか見極めていくことの方が大切
でも妥協せず、あきらめず、多少楽観的にいたほうがいい
そうすれば、大切な未来の子供たちがそのバトンを繋いで、新たな時代を築き上げていけるはず