August 19, 2010

故郷

懐かしい駅に降り立った瞬間、
胸がギュッと何かにつかまれたように苦しくなって
あの日の小さな私のココロが蘇った

忘れていた優しい記憶が溢れだすと、いつの間にか肩に入った力がぬけていた


空が近い


樹が呼吸してる


人が、繋がりを大切にして守ってきた大地には
今年も風にゆられた恵みが一面に広がって..

変わらないにおいとあの日見ていた風景
ふるさとはせつないね


大切な人たちは、少しずつ小さくなって..
いつか、抱き締めることも、抱き締めてもらうこともできなくなる


変わらない世界は私の意識の中だけで、すべては無常

受け入れたつもりの私は、やっぱりまだ弱いな