June 30, 2007

FREE WILL

未来の選択は自由という意味。

最近一緒に遊でいるSamというエチオピア人にかなり影響をうけてる。
彼は18歳の時にエチオピアから亡命したことがあり、
人生がそのまま映画になっちゃうような経験をしているんだけど
その経験からか、座右の銘としてメモしておきたくなるような名言を
次から次へと口にするとても素敵な人。

FREE WILL、すなわちFREE CHOICEも長い話の最後にでてきた言葉なんだけど。。。

人は皆、目に見えることしか大切にしていない。
身体を鍛えて肉体の美しさを追求するのもいいけど、
目に見えなくても身体と同じように、心にも強い弱いがある。
心にとってのエクササイズも大切なんだよ。
そして強くなった心は、人々に影響力をもつ。
良い使い方もできれば、悪い使い方もできる。

FREE WILL、君が決めればいい。

彼の言葉は頭じゃなくて、直接心に響いてくる。
だから私も彼から受け取ったエネルギーを、ここで伝えるのは難しい。
いつか必要な時に、誰かの役に立つように。
心の中で温存しておきます。

June 27, 2007

中国の朋友に和食をつくってあげた。
うどん茹でてめんつゆ作っただけなんだけど。
あとおまけで卵焼きも。
日本酒のかわりに焼酎をいれてみたら、焼酎味の卵焼きになった。
けど、おいしいかった。
久しぶりの和食。
日本は何を食べてもおいしい国だよなあ。
想像しただけで、お腹が鳴りそう。

和食を忘れられない限り、日本から離れられないとおもうよ。



まさしくCROSS ROAD

あっという間に3週間も過ぎちゃった。
同じホテルにずっといるから、何度となく出会いと別れを繰り返した。

同じ旅路を歩くもの同士、心を許して色んなこと語り合うからすぐに仲良くなって、
まるで昔からの友達みたいになっちゃう。
とても自然にね。

だから別れの日が近づくと、
気づかないフリをしてるんだけど心が寂しさでいっぱいになってたりする。
もう二度と会うことはないだろうって、経験から知ってるし、
出会えた一瞬の奇跡みたいなものの儚さを感じるから。

旅における陰陽って楽しさと寂しさなのかも知れない。

私もそろそろここを離れる準備を進めています。
次なる目的地は成都。
世界一でっかい大仏が見たくなったので。
この広い大地で行き場を決めるには、もう心に従うしかない。
もしくはダーツ?なんて、絶対無理だけど所さんならやっちゃうかな~。

June 23, 2007

病院に行ってきました。
喉の調子が良くならない私を見た王老師が心配して
近くにある北京中医医院に連れて行って下さいました。
北京市の結構大きな病院。

レントゲンと血液検査を受け、
“右の肺に異変”と書かれた紙を持ってドクターのところへ。
はじめに脈と舌の診断をしました。
問診表には浮弦脈/淡紅舌白苔と書かれました。
内心、脈、浮いてないだろ~と思っていました。(私の中では裏証だったから)

診断名は、気管支炎。
今日は入院が必要といわれ、思わず
I dont think so !!
と言ったら、ドクターも気を悪くしてそれ以上何も言わなくなっちゃいました。
一応、薬を処方してくれたんだけど、抗生物質と漢方の二本立て。

中国では、もうかなり昔から西洋と東洋を融合させた医療は実践されていて、
欧米も注目しているんだよね。
病院には、鍼灸科とか、推拿科とかふつうに存在します。
骨按摩科が、超気になりました。
下にBONE MASSAGEって訳してあるんだけど、何するんだと思う?
機会があったら是非とも覗いてみたいと思います。

June 22, 2007




のどが痛い。

2,3日前から喉が腫れてる。
AIR POLLUTIONのせいだと思う。

北京にきてから毎日鼻の中は真っ黒だし、
ここで一日空気を吸うのは、煙草10本分に相当するらしい。

そういえば中国人が痰を吐き捨てる光景はよく目にする。
私も喉にからまりつく痰には気付いてたんだけど、
粘着性が高いから出すのが大変なんだよ。

で、腫れすぎて食事も喉を通らないくらいになっちゃった。

心配した王老師が朝晩、薬とお粥をホテルまで届けてくれた。
しかも、なぜか中国の友達からホテルに電話がきて、
その度にフロントまで行って大丈夫だよって伝えた。

声がかすれてるから、おおごとになってるのかな?

中国では、街に出向いただけで3枚位名刺が集まる。
昨日も食堂、公安(VISAの延長で行った)、デパートで
「何か困ったことがあったらいつでも電話してきてね」って
携帯の電話番号をもらった。

わたしが人のために出来ることってなんだろう。
この広い大地の上で、自分の無力さを痛感している。

June 21, 2007




快晴

久しぶりの青空です。
日本との時差は1時間(遅)だけど、日没が8時くらいだから
まだ夕焼け空の下にいます。

昨日は雨の中、天安門広場と故宮(紫禁城)に行ってきました。
子供のころ、あの衝撃的な映画『ラストエンペラー』で観た
壮大なスケールの場所です。

とにかく歩き疲れちゃった。
観光してるのは、ほとんど中国人で
天安門では毛沢東の下でみんな写真撮ってました。
私も、毛沢東はあまり好みじゃないけど一応撮りました。
こんなこと中国では声を大にして言えませんが。

そしてその帰り、リキシャに乗りました。
日本の人力車と違って、前が自転車になっているやつです。
どこの国でも、このリキシャとの値段交渉によるトラブルは絶えませんが、
やはりここ中国でも、最初の額の2倍要求してきました。
私はいつも通りFIGHTの体勢に入ったんだけど、
一緒にいた友達が、言われた額を払ってその場を円くおさめました。
「なぜ?」と聞くと、今日は楽しい一日だったからとひとこと。

FIGHTするのって、確かに無駄なエネルギーの奪い合いで
人を受容する心の広さがあった方が、逆に損をしない生き方なのかも知れません。
わたしはまだまだ心を静めらないんだと感じました。
やはり、まだまだ練功が足りません。

June 18, 2007




HOWEVER...

心に国境はない。
どんな環境に生きてきても、
心は自由で∞でなくちゃいけない。
感じる心を頭でコントロールしすぎちゃいけない。

旅先で出会う、NO BORDERな人たちに共通すること。
それは、心がオープンな人。
そして、自分の心に素直な人。
感じたままのENERGYをまっすぐに伝えてくる人。

自然体で生きるって、
何よりもすばらしい才能だと思う。

心が、優しくなるよね。

June 17, 2007




異文化コミュニケーション

四季と共に育った私たちの感性は繊細で、
細やかなところまで気を配ることが出来る。
日本で自由奔放に生きてきた私でさえ
和をもって尊しをなす純日本人になってしまう。

感性や価値観、そして言葉の違う人間同士が
本当の意味で理解しあうことって、
100,000ピースのパズルを組合わせるのより難しい。

生まれ育った環境が違うだけで、
興味や関心の対象がまったく別のベクトルへ向かう。

お互いの文化のいいところを伝えようとしても、
見えている角度はまったく違うことが多い。

花を生ける・愛でるという感性がない人に
どうやって日本の華道という文化を伝える?
同じ感覚じゃないから、なぜ花を生けるのか?
ってとこから始めなきゃいけない。

文化と文明の違いは、文化は独自に発展したもので
文明は人々が真似をして周囲に広まっていったものなんだって。
日本が通った欧米化への道を、中国も間違いなく通っている。
とすると、欧米はもはや文明なんだね。

そして今、世界へ発信し続ける 日本の"MANGA”。
これは10年後、間違いなく日本の誇れる文化になることでしょう。
オタクまで一緒に文化になってしまうのにはちょっと納得いかないけど、
日本のマンガは確かに美しい。
ひとつのアートだと思う。

みんなは、日本のどんな文化に誇りをもっていますか?
「君達に日本の良さは分かるまい」っていえるくらい、
日本人としてプライドをもって生きていますか?
A DAY

HOTEL.......150元 : 2400 yen
WATER.........2元 : 30 yen
BREAKFAST..20元 : 300 yen
AIR MAIL(1)...5元 : 80 yen
RENTBICYCLE30元 : 480 yen
NOODLE........6元 : 96 yen
INTERNET(2H).4元 : 64 yen
ICE CREAM.....1元 : 16 yen
DPE(1piece)0.8元 : 13 yen
回锅肉.........24元 : 380 yen
CAFE(tea).....30元 : 480 yen

TOTAL........273元 : 4500 yen



KIMONO

Hi there !
I was wearing our traditional cloth today.
I felt surely I am JAPANESE !!!
We have such a beautiful culture.
I always aware the most important things
in my journey under the sky far from Japan.
Its easy to confirm when we left there.

Whats your most important things ?
Family ? Friends ? Fortune ?

For me ,
Its World Peace !!

June 15, 2007

時の流れ

一ヶ月前にこんな風に時間を過ごしている自分を
想像できただろうか?

蓮の花が咲くこの小さなホテルの屋上から見える景色も
王老師に出会って気功をしている私も
いつの間にか、時の流れに乗って存在してる。

決して、そうなりたかった自分に辿り着いてはいないけど
少しずつ‘思い’は具現化されていく。

ヒトは、実現できないことを想像することは出来ないという。
だから‘思い’は必ず形にすることが出来る。
そういう力がこの宇宙には存在するんだ。

それにしても、天安門とか万里の長城とか全く興味がなくなっちゃった。
せっかく中国にいるんだから一度は足を運ぶべきなんだろうけど、
心が反応しないんだよね。
なんか、義理で行くような。。。

それより、大連に住んでる日本人の女性で、
日本文化を中国、そして世界に広める活動をしている素敵な方と
浴衣を着て北京の町を歩きましょう。
なんて計画のほうが心踊る。

世界には同じ国籍の人々が
熱い思いで色んなことしてるんだよね。
決してまだ表の光を浴びていなくても、
その人の胸の中に灯る明かりが美しくて感動しちゃう。

絵にも写真にも表現しきれないその灯火を私の心が感じとるたび、
私も胸の中にある輝きを忘れないように一歩ずつ進んで行こうと思えるんだ。



天人合一 ART BY CHIHIRO

June 14, 2007






旅先での出会いって、思ったよりイージーで
すぐに人の輪が出来ていくの。
次々に繋がっていく。

初めて会った瞬間から、
既に知ってる感じのする人もいるし
やっぱり初めて会ったって感覚の人もいる。

何なんだろうね。

王老師は、縁はひとつの生命体だから
始まりも終わりも良きものにしなさいって。
善了っていうらしいけど、これをしっかりしないと
次の縁に繋がっていかないんだって。
たぶん来世のことだと思う。

縁と業(カルマ)はエンドレスだから、
全ての行いを大切にしなさいって。

きっとこれを読んでくれてる皆とは、
ずっと昔から古い付き合いなんだろうね 笑。

来世でも、よき友達でいようね。

June 12, 2007

中国のトイレ事情

ここ胡同には多くの公衆便所がある。
なぜかと言うと、昔は一般家庭にはトイレがなく
庶民は外の公衆便所で用をたしてたんだって。

皆さんもご存知の通り、つい最近まで
中国のトイレにドアというものは存在しなかった。

そして今日、中国公衆便所デビュー。

一応ひとつひとつは個室のように区切られてるんだけど、
左右に首を向ければ「你好!」が言えちゃう距離に人の顔がある。

なるべく、目が合わないようにしたよ。
ひとつ隣の国に来ただけで、こんなにも感覚がズレる。
なんだってありなんだなぁってつくづく感じたよ。

でもやっぱり私は日本人、ドアはあった方がいい。
生まれ育った環境に‘感性’ってこんなにも左右されてるんだね。
日本のトイレットが恋しいよ。

June 10, 2007




健康好的生活

早朝の公園といえばおなじみの太極拳!
と楽しみにしていたのに、北京の景山公園では
海外POPSに合わせてリズミカルに体操してる姿が目に入る。
20年前はどこもかしこも太極拳だったのに、がっかり。
これも近代化の流れなのかな。

でもさすが中国。
公園では社交ダンスやストレッチ。
輪になって蹴球やってるおばあちゃんには心も弾んだ。
あと、とてもいい声、きっと丹田から発せられてるであろう声で
歌を歌ったり、詩を朗読してる人もいた。
これも健康法のひとつなんだって。
そんな人々が隣を行き交うから
もうそれだけで元気をもらった気分になる。
(気分って気を分けるって意味なんだね)
木に背骨を打ちつけてる人もいた。
まるでボールのように体が跳ね返ってくるの。
36回背骨をバウンドさせるんだって。
見てるとちょっと痛そうなんだけど、効果覿面な柔軟体操だよね。

街中にもいきなり路地にウエイトならぬ健康マシーンがあって、
近所のおばちゃん達はマシーンの上で、井戸端会議。
あ、公園には卓球台もあったよ!

心も体も不健康な日本が、中国エコノミーに飲まれてしまったのは
生活の中の養生と深いつながりがあるって思った。

中国人は今、かなり元気です!!

June 9, 2007




今、北京の市街にある胡同(フートン)にいます。
胡同は、古い民家が並ぶ昔ながらの街並みで、
夜になると赤いちょうちんが明かりを灯します。

この町で私は、王老師という気功の先生に
医療の基本となる養生を習うことになりました。
中国の人々は、この大陸のように心が広く、
特に王老師の優しさには度々涙が出そうになります。

気功の話については、追々アップしていく予定なので、
健康な生き方をしたい人は是非読んで、実践してください。

話は変わりますが、
実は私は20年前に中国を訪れた事があります。
日中友好小記者団(子供新聞記者)の一員として。

あの頃の中国は、自転車しかなかったのに、
今は車、車、車です。
TRAFFIC JUM が凄まじいです。
中国経済の発展による建設ラッシュも進み、
大気汚染がとても心配ですが、
もうこの勢いは誰にも止められないでしょう。

でも人の心はあの頃私が感じたものと変わりません。
はっきり言って大都市北京でも
生活の場に入っては英語を話せる人は少ない。
筆談しか会話の手段がない私は、
かなり現地の人に助けられています。

彼らは損得など概念にないのか、
他人のためにさりげなく、でもかなり熱く、
私に出来るだけのことをしてくれます。

「謝謝」

感謝の気持ちを伝えることしか出来ないけど、
私も同じような広い心でいたいと思います。

June 6, 2007


I am at Beijing now.
It was very hot, maybe it was 37C today!!

How do you do, everyone in Japan?
I want to say thanks a lot to all of you .
Some one gave me mails and letters
before I left in Japan.

They will make my heart strong !!

Love always.
CHIHIRO

June 3, 2007


今,空港にいます。

久しぶりに泣きました。
この歳になって両親に空港まで
見送ってもらうなんて、
ちょっと恥ずかしかったけど
嬉しかった。

自分の生きたいように生きることは、
親不孝だなぁ。。。

ホントにありがとう。
必ず、笑顔で帰ってくるからね。

遠い空の下、いつも、想っています。

June 2, 2007

Leaving soon...

ドキドキはしてません。
今から準備を始めます。
出発までに間に合うかなぁ。。。

とにかく無事に帰れますように。
それだけは神様にお願いしておこう。

アーメン。