January 16, 2008

地球はまわっている



ただいまって帰れる場所があるから、
旅に出ることができる。

おかえりって言ってくれる人がいるから、
私はまたここに戻ってくる。

January 12, 2008

旅人



「なぜ旅にでるの?」

日本を発つ前に胸を強く突いたこの言葉の答えを
私は最後まで見つけられなかった。

コトバでは、
世界で自分の可能性を試したいとか
世界を見て、本来のあり方を再発見したいとか
そんな風に簡単に言うことはいくらでも出来たけど、

旅の途中で、もしかしたら、
日本の現実から逃げてるのかもしれないという
ネガティブな事実に直面することもあった。

人生でやり通したいと思っているライフワークと
大好きな旅を繋げたいという思いは今でも変わらない。
でも言葉通り簡単にはいかないもので
妥協して楽な方へと流されることも多く、
弱い自分をいつも再確認していた。

自分探しなんてとっくに終わっていて、
自分自身をもう痛いくらいに分かってる。
分かっているから、目を逸らさずに欠点を克服して、
信念を貫きたいと思った。
そしてその思いは今でも胸の奥で強くなっていく。

一歩を踏み出すのがあんなに難しかったのに、
その一歩を踏み出すと以外と簡単だったことに気付く。
本当に難しいのは、歩き続けること。

私の旅路は、まだまだ始まったばかりで
結論なんて出さずにこれからも続けて行かなくちゃ。
もしかしたら一生続くのかもしれないこの道で
いつか信念を形に出来るように。

January 11, 2008

Deep River



This river is our mind.
If we lost the river,
we'll surely lose our mind,too.


近代化の波が押し寄せても
このバラナシという町は変わらない。

デリーやムンバイでは
女性がサリーを着なくなり、
美白化粧品の売れ行きは右肩上がり。
携帯が鳴り響く喧騒の中、
ビジネスマンは先を行き急ぐ。
どの国も呑まれてしまったこの西欧化の波に
インドの文化もまた流されようとしている。

でも、ここバラナシは違う。
母なるガンジスの流れと共に生活がある。

人々は情報に流されるのではなく、
この川の流れの一部となって
変わらない毎日を送る。

いつかまたここを訪れた時、
火葬場の煙が青空へすい込まれていく傍らで
人々は沐浴をし、チャイをすすり、
オレンジ色の花とロウソクを川に流し、
洗濯石に布を叩きつけ、
凧揚げとクリケットと
ボート漕ぎの客引きの声と
変わらないままの景色が、
鐘の音と共に、
私のカラダに響いてくることを、
この川が約束してくれるのを感じていた。

January 10, 2008

心で笑って



笑顔は伝わるって信じて
無理して笑っている時もあった
ふと気がつくと、相手も無理して笑ってた

人は、なぜ笑うんだろう

楽しいから
嬉しいから
それを一緒に感じていたいから

心が感じている幸せに、カラダが自然と反応する
そしてそれは確かに伝染していく

楽しいね
嬉しいね
それがカラダを通して君に伝わるように

Just Now



大人の目は、
過ちや栄光といった過去や
不安や夢といった未来を映すようになる。

でも彼らの目は、
過去でもなく、未来でもなく
ただ、今だけを見つめている。



目的地がその道の先にないわけじゃないのに
たった一歩が踏み出せない。

まるでこの一歩が
人工的なベルトコンベアーに乗ってしまいそうな、
底のないぬかるみにはまってしまいそうな、
なぜかそんな不安や躊躇いが心を過ぎる。

ゴールは必ずそこにあるのに、目の前の道が見えない。

勇気がないのでもなく、
スタミナがないのでもなく、
ただ進むべき道に濃い霧がかかって
それが今の私をここに留まらせている。

January 7, 2008

Pray



自然に合わせたその手の先にあるもの
そこには神という名の宇宙が存在している

January 5, 2008

Shanti



旅がシャンティーなのは
あたりまえ。
生活をしていく上で、
いかにシャンティーを
続けていけるかが
ホントはいちばん大事なんだ。