April 20, 2012

ESALEN


2012年、50周年なんだー

今年もまた、行きたい!

April 19, 2012

Energy



帰国しました

日本は漂白されたTシャツのように明るい国
アメリカよりもヨーロッパよりも、電気を消費している国
世界一エネルギーを無駄遣いしてる国

成田でそう感じました


イタリアには風力発電が至る所にありました
ヨーロッパでは311の後、自然エネルギーへ転換していく動きが活発です

もともと暗くなるとお店やレストランは、ムーディーな雰囲気で営業してます
夜には夜の趣があって、素敵です

それから彼らは家族や仲間とのコミュニケーションの時間が、TV観る時間より断然長い
食事の時間も2時間くらいかけて、最初の一時間はワインだけのカップルもたくさんいました
TVやPCが恋人にならないようにしたいです

時間の過ごし方が上手で、お昼休みとかも3時間近くとっています
きっとそれが電気の浪費にブレーキをかけているんだと思います

電気のいらない場所にいる時間を増やす
家族や友達といる時間を増やす
早寝早起きをする

私も、ヨーロッパを見習って生活していきます

April 18, 2012

A day in Croatia



Hotel (Sweet Room)...3500K
Breakfast................Free
Water(500ml)...........5K
Oysters..................5K/個
Seafood Pasta...........80K
Seafood Salad...........35K
Internet.................Free
Beer.....................15K

(1€ = 7.4K)

April 17, 2012

Adriatic sea



透き通った水は、エメラルドの浅瀬をどこまでも広がっていく

そしてその先にある7つの深海へと旅立っていった

いつしか汚れ、底の見えない暗闇へ流れ込む

もう二度と太陽には会えないかもしれない...

そのうち一筋の光が差し込み、気づくとまた澄み渡っていた

広い大海原は時に荒れ、時に静かだった

何も住んでいない寂しい海の隣に、多くの生き物がいる楽園もあった


心もこの大海原に似ている

澄んだ広い心でいる時もあれば、暗くて光の射さない時もある

明るく楽しい心が顔を出したと思えば、荒れて濁ってしまうこともある


全ては、同じ大海原で起きている

美しい海のとなりにも、薄汚れた海がある


目の前に現れたどんな心も、たった一部分にしか過ぎない

大海原に浮かびながら、その肌の触れている水が限られているように...

April 16, 2012

魔女キキの街







 @Dubrovnik

April 11, 2012

@ Plitvicka Jezera



プリトヴィッツェ湖群国立公園の透んだ水



自然の中にいると、心がホッとしてくる
何も考えなくていいんだよって...

April 10, 2012

Old Yugo's Real



クロアチアの田舎は時の流れが違う

のんびりとした日曜日みたいな風が通り過ぎていく

森と草原、大きな煉瓦造りの家と菜園、家畜と犬
シンプルで豊かな暮らしの空気を感じる

こんなところに住みたいと思う



背の高い、羊飼いのおじいちゃんがいた
写真撮っていい?と聞くと、クロアチア語でこんな服でもいいの?と微笑みながら被写体になってくれた


こんなにのどかな国で内戦があったのは、私が10代の頃

私たちの多くがユーゴスラビアという国の名前を最初に知ったのも、
1990年代の稀にみる残虐な民族紛争があったからなんだと思う

もともとこの土地にはクロアチア人、セルビア人、モスリム人等の5つの民族が
隣り合わせで民族の垣根なく、仲良く暮らしていた

6つの国に7つの国境、4つの言語に3つの宗教が旧ユーゴスラビアを成していた
共和国の崩壊とともに、この複雑な背景が恐ろしい独立戦争へと発展した

政府の狙いは「民族浄化」
それぞれの国が純血国家を目指した

主に未来の兵士となりうる子供とその子を産む女性が虐殺された
そして多くの女性が集団で強制的に強姦され、妊娠させられたという

映画「サラエボの花」の意味がここに来て初めて分かった

しかし、民族紛争とう名の戦いは最近になってプロパガンダだったということが明らかになった
実は黒幕にはアメリカ政府がいて、共産主義国家に対してしかけられた戦争だったという

市民は憎しみ合ってはいなかった
戦いが早く終わることだけを願っていたという



多くの犠牲者を出した内戦の傷跡は、今でもそのまま残っている

のどかな風景の中に廃墟がぽつぽつとあるのが気になっていた
よく見ると、銃弾の跡...

そして野原にある比較的新しい墓地

気持ちよく農村を走っていたのが一瞬にして落ちた
正直、怖かった

そして、たった10年前の出来事かと思うと悲しかった

時代が変わっても、権力は市民を殺し続けるのかな?
人が人を殺し合う時代はもう終わったって感じるけど、世界はまだ兵器も軍事力も放棄しない

欲望が心を占めている限り、その心が感じるもっと大切なものには気付けない
人と人との繋がりに存在する生温かさを知らないまま、これからもどこかで戦争は起こるのかな?

権力って愚かで怖いね

私は何者にもならなくていい、名声をあげなくても、財産をつくれなくても
ただ、家族や友達と笑うことができて世界が平和だったら...

April 9, 2012

@ イストラ半島

国境を越えてスロベニアを抜け、今、クロアチアにいます
旅好きな仲間が、ヨーロッパの中で一番いいと言っていた国

うん、確かに素敵なところです

何より人がいい
とても自然体で、親切です

彼らは「No problem !」と言いながらさり気なくヘルプしてくれます

笑顔も優しさがあふれてる



古い町並みを散歩しているとおじいちゃんが一生懸命何かしてます

何してるの?と聞くと、笑いながらスウドクを見せてくれました
旅路では時々スウドクにはまっている人を見ます



ポレチュという港町にある世界遺産のエウフラシウス聖堂
キリスト教がローマ帝国の隅々まで普及していった、4世紀頃に建ったんだって

ピンクの壁と多種多様な植物の彫刻がしてある柱がかわいい
天上の世界をより美しく見せる為に黄金で彩られたモザイクがきらびやかです



港から内陸に車を走らせると農村が広がっていく
葡萄やオリーブの果樹園が多いのかな

クロアチアの春は白いさくらんぼの花が満開!
芽吹きの季節は、地球上どこにいっても淡い若草色だね



山の上にあるモトヴンという小さな町

実はこの町、霧が出ると天空に浮かんで見えるそうで
母は、「ラピュタ」の舞台はここだ!と言い張ってました

宮崎駿監督の作品では「紅の豚」や「魔女の宅急便」が
実際にクロアチアをモデルにして描かれているそうです
白い壁とオレンジの屋根に統一された町並みがいい感じ

農村地帯にある町はどこも素敵ですが、このモトヴンは幻想的でつい乙女心になっちゃいます



石畳の道をガタガタ走っていくと大きな栃の木の前に古びたホテルを発見
部屋の窓から麓まで広がる景色が良かったのでここに泊まることにしました

夜はモトヴンの名産であるトリュフをいただきました
高級な白トリュフは秋しか出回らないとのことで、黒トリュフを贅沢に使った
自家製パスタとステーキにしました

パスタがきし麺みたいでおいしかったー
トリュフはよくわからなかったけど、マッシュルームみたいな風味だった

やっぱり色気より食い気のほうが勝っちゃうな...



翌朝、霧に包まれた町は本当に天空に浮かんでいました
私達の中ではマチュピチュよりもこっちが「ラピュタ」ということに...

ここから15キロ先にはイストラ温泉というスパもあります
最初はここに泊まろうと思ったけど、水着きて温泉っていうのはちょっとね...

ローマ時代には温泉に入る文化が日本と同様にあって、
市民や皇帝が分け隔てなく療養していたみたいです

April 8, 2012

A day in Italy

Hotel........500€ (Family)
Breakfast......Free
Water(perrier)......1.2€
Lunch(pasta&cafe)...........20€
Postcard........50cent
Stamp............1.6€
Wifi...........Free
Dinner............30€
Tip...............5€


(1€=113yen)

I can't stop



Traveling...

April 5, 2012

Time traveler



いったい「今」って何なんだろう

過去からみたら未来で、未来からみたら過去

何だかタイムマシーンに乗って旅しているみたい

ホテルの窓から見える灯り、歩く人、鐘の音、雨のにおい、風...

私は未来を見ているのか、過去を見ているのか

「今」ではない幻想的な風景が広がっている


中世の建物が感覚的なタイムラグを生んでいるのかもしれない

@ Venezia



ずっと憧れていた、水の都



中世に海運で財を成したヴェネツィア共和国
きらびやかな装飾と豪華な建築が今もそのまま残っていた

富のあるところでは芸術も発展するんだなぁって感じたよ
最初はディズニーシーかと思っちゃったけどね

April 4, 2012

on the road



旅の醍醐味は歩くことだと思う

歩いて、食べて、出会って、笑って、また歩いて...

ミニマムな世界にたくさんの発見があるから面白い

車や飛行機では見ることのできない虫眼鏡の世界が好き

晩ごはんのにおいとか、洗濯物とか、夫婦喧嘩とか、働く男達とか色々...

バックパッカーの良さはローカルに触れることだと思う


でも実は最近、ドライブにはまってます

写真で見た憧れの風景を通過していくのは、Excited!の一言です

運転は得意じゃないけど、慣れました

ヨーロッパのおばぁちゃんでも運転してるからみんなもきっとできます

超おススメです

April 2, 2012

@ Milano



ヨーロッパ

食わず嫌いでした

装飾とかミケランジェロとか好みじゃないって思ってたけど、

歴史のある国から伝わってくる空気は偉大です

そして中世から残っている建物に、「今」の生活が息づいている

古き良きものをそのまま生かした街並みは、日本も見習いたいところです


それにしても世界の流行をリードする街

オシャレなミラネーゼの散歩風景を観察してるだけで楽しいです

美的感覚もきっと中世から受け継がれてきたんだろうなぁ