October 29, 2012

自然の畑


長野はもう冬の訪れを感じます

今日は小諸にある美斉津さんの畑を見学してきました
果樹の下で野菜が共生している、本当に美しい畑です

一般的な農家では、キャベツはキャベツ、人参は人参という風に一つの野菜をまとめてたくさん作ります
でも土は、そのうち偏った栄養だけ失われてバランスを崩してしまいます
もともと野生の草だった野菜は、私たちが思うよりずっとたくましく自然の中で生きています
美斉津さんの畑では肥料や農薬がなくても、立派な実をつけています
野菜のバランスをうばわなければ、何も必要ないみたいです

自然農の畑をひとことで表すなら、「調和」かな
畑が林の草木のように見えてきます
美斉津さんの畑は果樹が加わって、まるで森のようです

それから自然農をしている人の生き方を一言にすると、「足るを知る」
わたしの目標です

ひとつのことをコツコツやって大成する人生も素晴らしいけど、
わたしは何足もわらじを履いて、好きなことをバランスよくやっていきたいと思います


October 21, 2012

Telepathy



もうなくなってしまったヤーガンの古い言葉に、「マミラピアンタパイ」というのがある
お互いが望んでるものを相手から伝えてほしいと、お互いに思っている状態のことを意味する
例えば、平和を望んでいる二人の酋長がお互いにそれを言いだせない時や
お互いに思い合ってるけど、気持ちを伝える勇気がない時のことをいうんだって

その心に秘めてる想いを、きっと相手も同じように大切にしまっている
勇気を出して言ってみるのもいいかも


( by 映画 「Life in a day」、おすすめです♪ )

October 3, 2012

ありがとう

挫折しなければ、君の弱さを好きになれなかった
挫折しなければ、君の温もりを知らなかった

傲慢だったわたしの手、また少し変わったよ

人は、一人で壁を乗り越えなくちゃいけないって思ってたけど、
わたしはきっとその心に寄り添える


神様からのおくりもの、大切にします


SO HAPPY DAY !!

October 1, 2012

Money is...



旅先では、泊めてもらったりごちそうになったり、ローカルな場所に連れていってもらうことがある
お礼にわたしのマッサージを受けてもらう
その瞬間、お金がなくても心のつながった小さな経済がまわる

もっと毎日の生活で物々交換をしよう!とひらめいてから数ヶ月

世界一おいしいジャムやカメラマンのスキルや竹細工の箸とマッサージを交換した
みんな友達だけど、だからこそ人との繋がりが大切なんだなと思う

安曇野のフェスでもタイマッサージを物々交換OK!にしてやってみた
皆「いいね!」と言ってくれたけど、「何も持ってない人はどうすればいいの?」と言われ
やっぱり物々交換の先にはお金が必要なんだと思った...

お金がダーティなイメージになったのはどうしてだろう?
お金必要なのに、マッサージの代わりに受け取るのを拒んでいた
恐れ多いような、罪悪感。。。
マッサージは誰にでもできる
誰かが触れてほしければ、誰でも触れられるシンプルなもの
それが仕事になっているというパラドックスが腑に落ちなかった

でも物々交換主義になってみて気が付かないうちに意識が変わっていた

先日、80歳を過ぎても現役で舞踊を教えている先生のマッサージをして、お金を受け取った時
そのお金、とってもキラキラしていた

そこにある見えない経済が見えるようになったからだと思う
踊りの生徒さんから回ってきたお金は、私のところにたどり着くまで世界中を旅してきたんだってこと

人のつながりの中を巡っているキラキラの経済が見えてしまった

みんな、誰かのために働いていて、お金がそれを繋げている

The money is beautiful !!


さっき、電車の車掌さんが「台風が接近中です、早く帰りましょう」って言ってた
いいね!心ある仕事をむき出しでやっていこう