December 24, 2007

GANGA SHOWER



近頃自分の内側に、ガンガーに対して
インド人が持つ聖なる感覚に近いものを
感じるようになってきた。
満月の特別な日ということもあり
タイミングにも後押しされて、
とうとうこの川で泳ぐことになった。

カラダが透きとおっていく。

透明な何かが指先まで軽くして、
すっきりと目覚める感覚があった。

ホントにあったんだね、
ガンガーパワー。

SOUL



Let your mind crearly,
and you can consertrate everything you do.
And then things you have to do
are autmaticaly working very well.

So keep going your self-care like YOGA.
Because it will makes your soul be opened.

By LALA JI


家庭料理にはどんな高級なレストランでも
味わうことが出来ない
特別な調味料が入っている。

SISTERS @ VARANASI



凧揚げに夢中になる姉妹
見えなくなるまで揚がった凧に心躍る笑顔

握りしめたその指先に伝わる振動が
遥か彼方の風を感じさせる

もっと空高く飛ぼうとする凧が
姉妹の両手を更に上へと持ち上げる

そんなふうに風と遊ぶ姿を見ていたら
時の経つのを忘れている私がいた

BROTERS @ VARANASI



早朝のガンジス川にて寒さを凌ぐ兄弟

まだ眠い目を擦る弟をしっかりと支えるお兄ちゃんが
オレンジ色の光を浴びながら
くっつきあって体温を伝えあえば
寒さなんて感じないよって教えてくれた。

人間もペンギンみたいだなって笑いながら、
そんな人のあり方が心をあったかくしてくれるんだって
気づかせてくれた。

December 17, 2007

@VARANASI AGAIN




インドの古典楽器、タブラに出逢った。
超スーパーミラクル マイブーム。

ふたつのドラムで奏でられる世界にトランスして、
身体と一体化してしまうこの楽器の虜になった。

管弦楽器より幅広いトーンが出せたり、
話してる言葉を音で表現できたりするらしい。

何よりも演奏者の心がそのまま音となって見えてくるから
継続的な練習とともに日々の精進が大事になってくる。

いつか、私らしい世界を描けるようにがんばりたい。

December 4, 2007

December 1, 2007

砂漠の星




砂の数だけ星があるっていうのは
本当かもしれない。

目の前に差し出した自分の手さえ見えない程の闇の中
無限に輝く小さな星達が、私達の歩むこの人生が
ほんの一瞬であることを教えてくれた。

November 28, 2007

砂漠の色







太陽が大地にゆっくりと吸い寄せられ、
その姿の中に炎のグラデーションがあった。

赤く熱く燃えていた。

何年か前に出会った旅人が太陽って雲にしか沈まないって
言ってたのを信じてたのに、あっさり土の向こうへ行ってしまった。

乾燥した空の青がこころを沈め、透明にする。

生まれてはじめての見る地平線の前で
映像が心に刻まれていくのを感じていた。

November 26, 2007

『ババジィ』




人生を心の内側を追求する修行の為だけに
生きているサドゥーに対して
尊敬を表したこの呼び方をする。

もちろん何年業を積んでいても
悟りに達していないババジィ達の方が殆どで、
人生を旅しているという点では
限りなく私たちに近い存在のババジィもいる。

NEPALの山の中で、縁あって何度もすれ違ったババジィと
食堂でご飯を一緒に食べた時、
澄んだ瞳の奥からポロポロと大粒の涙がこぼれ落ちた。

理由なんて聞けなかったけど、
本当は途方もなく寂しいんだって感じた。

心の旅はひとりぼっちでしなくちゃならない。
でも人は、人と共にいることで
初めて答えを出せるような気もする。

ひとりで歩んで行く道の先に何があるのか、
今の私にはまだ見えてこない。


November 24, 2007

HARO




天使の輪のように、満月の周りにできる虹のことを
英語でハロっていうんだけど、
今日のハロは、月の周りにひとつと
湖の水面のスレスレで一周してるのとふたつ見えた。
人生で一度見れるか見れないかの光景。

太陽のように月が頭の真上を通り過ぎていった。
それが今私のいる場所が旅路であることを感じさせ、
実際に動いているのはこの地球ってことも
私の瞳を通して感じることが出来た。











103

風の宮殿




砂漠の太陽の熱さは想像をはるかに超えていた。
動かぬ乾燥した空気から風を作った建築家のアートに
昔の人々も心を奪われたにちがいない。

青く澄んだ空と
光と風と。

November 22, 2007




JAIPUR

November 20, 2007

ラクダ祭りが見たくなりました。
今夜、砂漠の方へ発ちます。
月が満ちていくのに向けて移動します。

砂漠を見るのは生まれてはじめて。

砂の風と、ラクダの足音と、
ターバンを巻いた男たちの声が
胸の奥で高鳴る音のリズムに合うといいな。

November 18, 2007

INDIAN PEOPLE




私たちは、街も人も、その空気も
自分自身の肌で感じる

だから感じ方は十人十色で
どんな状況でも、どんな人に会っても
それをプラスに変えていける力は
感じる側の内側に存在してる

この土地で、あるがままで向き合える人々が
私の心を平らにしてくれる
となりで話しかけてくるこの人も大切に感じるし
そんな私自身にも優しくなれる

こんな簡単なことに気づけた自分が
今、とても愛しい

November 17, 2007




父親に水色のリボンをしてもらいながら、
スクールバスに乗り込む。

デリーの子供の朝は、ちょっと忙しそうだ。

IN DELHI




雑踏の中を入り混じる空気に触れた瞬間、
背中から自然と汗がにじみ出るのを感じた。

時計の針がいつもより早く進む、首都デリー。

出勤前のYシャツを着たインド人が
駅前の交差点でチャイをすする。
客待ちのリキシャが腕のすぐ際を通り抜け、

TRAIN TRAIN




インドでの移動はほとんど鉄道でしている。
一番安い座席でインド人に戯れながらの熟睡。
スリにあったり、危険な目に合う人の話は沢山聞いてるけど、
幸い、私の旅路にまだ恐い目をしたインド人は登場していない。

心のあり方で相手の態度も変わるのを何度も目の当たりにしてきた。
ずっと心にバリアをして怯えているより、
心を開放して、友達になってしまう方がお互い楽しく過ごせる。
そして、意外とみんな温かく親切に旅人を受け入れてくれる。

寝台座席では見れない光景にもだんだんと慣れてきて、
座席の下の狭いスペースとか、人のお尻の後ろで寝るのは無理だけど、
網棚の上で寝るのはありかもと感じるようになってきた。

常識や非常識という言葉に、何も意味がないように思えてきたこの頃、
日本の生活に戻ることを想像すると、
自然と肩に力が入ってしまう窮屈さをおぼえる。

肩の力が入っている不自然さに、気づける時間を過ごして欲しい。
これが今、大切なみんなに伝えたいことかな。

POWER SPOT




世界七不思議のひとつとされている世界遺産、タージマハール。

人が作り上げた無の境地を感じて、鳥肌がたった。
建築物というただの物質にここまで力を感じたのは初めて。
足が中々前に進まず、その場にたたずんでしまいそうだった。

シンメトリー(対称)の世界は、人にしか作れない。

からだの感覚でさえ左右アンバランスで、
心がもしもシンメトリーとしてバランスよく存在してるとしたら、
それは無の境地という悟りに達していることをあらわすのだと思う。

私の見たタージマハールは、まだ少しゆがんでいた。
いつかまたここを訪れた時、この美しいお墓をまっすぐな心で見れるようになりたい。



結局、たった2週間ではガンガーに対するインド人の心が解らなかった。

私にとってノリで入ることには意味がないから
聖なる川を心から聖なるものとして、
ほんの少しでも感じられてから入ろうって決めてたんだけど、
そんなすぐに理解できるものなんて本当はないんだよね。

イモちゃんというガンガー沿いでチャイ屋をやってるインド人は、
川に入ることで心が透き通るし、1日でも入らなければ気持ち悪くなるって言ってた。

旅の途中でもう一度ここに来た時、この川に対する感じ方が変わってるといいな。





人生における人との出会いに
「How old are you?」という会話は必要なのかな?

どんなに歳を重ねても、ひとりひとり、
その歩んで来た道も、乗り越えた壁も、手に入れた宝物もみんな違う。

歳を聞いて、その人の何が知りたいのかな?って思うし、
国や家族や仕事や学歴を聞いて、頭の中で作り上げた先入観で相手を見ていた気がする。
言葉の概念が作り上げる‘その人像’って意外と大きいよね。

「Who you are」という肩書きではなく、
その人から感じ取れるものや、直接伝わるものを
色眼鏡を使わないで見れるようになりたい。

本質に触れないまま過ぎ去る出逢いがないように、
もっと、胸の奥にある感覚を研ぎ澄ましていこう。

でもひとつだけ、先入観だとしても私が大好きな質問をひとつ。

「What’s your dream?」

November 14, 2007




自己を治める者にして初めて家を治め
家を治める者にして初めて世を治める。

BY KEN



夢を失うと、
瞳の奥にある扉が閉じる。

道が見えなくなると、
瞳の輝きもなくなる。

今を楽しまないと、
瞳は眠ってしまう。

あの頃の瞳を忘れないように。

FLOW




ただそこにあり続け、君の支えとなれる
川のような存在になれたらと思う。

喜びで満たし、怒りを沈め、
哀しみを流し、楽しさが溢れでる
そんな川のような存在になろうと思う。

FLOWER MARKET



November 11, 2007

Hair Salon at Ganga




ガンガーを眺めながら、
新しい自分に生まれ変われるサロン

国境なんてない空の下で
技とココロと縁がそろえば
どこでもすぐに始められる

そんな職人がここにはいっぱいいる

October 30, 2007

FULL POWER!!




インド人にはまりそう。
彼らはLIFEをダイレクトにぶつけてくる。

生きる為にしている事をためらわないから
断られても、すぐには諦めない。

自分の心に決して嘘をつかないから
無理して笑顔をつくらないし、余裕かましてる。

心を体で表現してくる彼らの
笑顔を見せられた瞬間、ズキューンって
マジで嬉しくなっちゃう。

いいよ、インド人。
こんなストレートに感覚で生きてる人達に
私、はじめて出会った気がする。

自分の心に素直に、
自分の感覚を真っ直ぐに。

DEEP RIVER




聖なる川、ガンガー。

この川に入るかどうか、実はもう5ヶ月も迷ってる。
一足先に来ていた友達は沐浴の後、
40℃の高熱で3日間寝込んでいたし、
宿には、ガンガーに入る事は死に直結するため禁止と書かれていたし、
衛生学の城後先生の話も頭をちらつく。

でもここは、母なる川、ガンガー。
魂を癒す、聖なる川、ガンガー。

3ヶ月前にここに来ていた友達からもらった言葉が、
私の背中をおす。

ボートの上から見下ろしている旅行者と
水面から見上げる自分との間に
旅の境界線を感じた。


私もインド人の心が知りたいし、魂に触れたい。

だから数日後、高熱でうなされているかも知れません。
心の声に素直に、静かに川の流れを感じてきます。

October 28, 2007

IN INDIA




とうとうインドに来ちゃった。
昨日NEPALの国境で友達と別れ、ひとり旅再開。

そのまま夜行列車で聖なるガンジス川のあるVARANASIへ。

今朝の朝焼け。
あー、これを目指して来たんだったっけ。

重たいバックパックを背負いながら少し歩いていたら、
火葬場が見えた。

命の重さと家族の絆。
布に包まれた魂の入っていた入れ物は
煙と灰に変わってゆく。

衝撃はなく、とても自然な光景だと感じた。

日本で祖父母が焼かれていく日のことを思い出し、
私も、灰になるまでずっと
彼らを見送りたかったなと思った。

@ LUMBINI




BUDDHAが生まれた土地がNEPALだって知ってましたか?
今から約2500年前、インドとの国境近くでBUDDHAは生まれました。

仏教の聖地であるここには色んな国のお寺があり、
私は韓国寺にいました。
何故ならご飯が美味しいから。
わかめス-プとかコッチジャンとか最高でした。
一日3食、しかも久しぶりにベッドではなくお布団で寝れました。

もう、聖地だからここに来たというより、
久々の休暇のような感じ。

女性のお坊さんのお経も体の内側を流れていく様に染み渡り、
心も身体もクレンジングされました。

NEPALのリアル




最初に感じたNEPALは、私の虚像だったのかもしれない。

ネパール人はホントに人懐っこくて素敵な人々だった。
NEPALはもともと沢山の民族の集合体で出来たような国で、
それは自分と違う人々との共生を可能にしている事を意味している。
とても素敵な国。

人類がひとつになるということは、
どれかひとつに統合するという事ではなく、
自分と違う、すべてのものを受け入れて共存していくという事なんだ。
NEPALはそれを実現している。

そして90%以上が農業をしながら
山の麓にある土や木や石で出来た家に住み、
みごとに自然と調和された生き方をしていた。

ここには、自然とのハーモニーや共生という
たくさんのLove&Peaceのヒントがあった。

もちろんそれだけではない、この国が直面している問題が沢山あるけど、
今、この国をすごく愛しく感じています。

October 22, 2007

Dashain  -10days-






10日間を意味するダサインというヒンドゥー教のお祭り。

この日は家族の最年長者が、おでこにティカをしてお祈りをしてくれる。
私も大家族のおじいちゃんから娘としてティカをしてもらった。

太陽の下で、赤いティカと黄色い稲とみんなの笑顔。
土地に根付く文化は、決してきえて欲しくない。

今はどこの国に行っても若い世代が同じ格好をしていて
私達の親の世代がいなくなったら、
もう異文化を目の当たりにする事は出来ないだろうなぁ。
着物を着てる日本人も、藁ぶき屋根の家も
もう殆ど見ることがないもんね。

でも、移り変わっていく中に決して変わらないものがある。
そして一度はきえても、また見直されるものもある。

そこに、大切な何かがあるはず。

18th Oct 07




At Lete.

In early morning,