November 2, 2011

Straw-bale House



土と木と竹と藁をふんだんに使った手作りの家、Straw-bale House

まだベースしかできていないのにとても居心地がいいの
温かくて、自然と笑顔があふれています

みんな一生懸命で、いい顔してる!
ひとつひとつの工程を大切に積み上げてきたから、もう愛着が湧いてきちゃった
もしかしたら、素材が自然のものだからなのかなぁ
集まった人たちの愛情がこめられてるからなのかもしれない

私が土壁の家に興味をもったのはヒマラヤ山脈の旅をしてる時だった
土の壁は太陽の角度で幾度となく表情を変え、自然と調和していてとても美しかった
ひびが入ったら家族みんなで修理したり、新しくかまどを作ったり、
土の持つ可能性にハッとさせられたのを覚えてる

ストローベイルハウスは、もともとAmericaのNebraska州発祥で、
圧縮した藁のブロックを積んで壁をつくり土を塗るというシンプルなものに、
日本の失われつつある伝統的な職人の技を生かして改良したものなんだって

藁の壁が空気の層となり、室内の湿度や温度を調節してくれる優れもの

土も藁も親和性が高く、自由自在に形を変えられる
そして無駄がなくゴミもほとんどでないし、捨てても自然に還る
環境にも優しい素材であることを実感しました

何よりも学んだことは、自然素材の持つ、人と人をつなぐ力
自然と調和した居場所がこんなにも思いやりの心を育んでくれるなんて、もっと早く知りたかった!