April 22, 2013

Sustainable Mind

昨日は久しぶりに安曇野にいってきました

世界中のエコビレッジを1年旅して帰ってきたばかりの美香ちゃんが来ていて、
旅の話を聞くことができました

デンマークのスワンホルム
スコットランドのフィンドボーン
タイのパンパンファーム
ティクナットハン氏のプラムビレッジ
フランスのマルシェ
モロッコの村
ベトナムの寺 etc.


資本主義の世の中では、働いた分だけ稼げるというルールが成り立ち、みんなが豊かな暮らしを求めて頑張ってきた
でも、実際はトップの権力者が税金という名目で搾取し、多くのことを牛耳っている現実もあからさまになった

人として、自然の一部として、本当に大切なことまで犠牲にしていたかもしれない..

みんなで生産してシェアする暮らしの方がずっと豊かでアドバンテージが多いかも..

そんな風に感じて暮らしをシフトする人が本当に世界中で増えてきたよね


有名なコミュニティは、ヒッピー世代が作ったものが多いけど、今はアジアの若者による新しいコミュもあるらしい
日本でもシェアハウスが一気に増えたよね

わたしも自然と調和した持続可能なコミュニティに、住んでみたいので興味津々!


美香ちゃんの話によると、デンマークのスワンホルムでは、午前中はみんなで労働して午後はフリータイム
余暇もたっぷりあるそうです

田舎暮しをしている仲間は忙しそうな人も多いけど、それは個別に暮らしているからであって
みんなでシェアすれば、朝から晩まで働き詰めじゃなくてもいいんだーと嬉しくなっちゃった

そこのエコビレッジで面白いと思ったのは、ビレッジ内に住みながら外の会社で働いている人もいるということ
給料はどうしてるの?と聞くと、8割はコミュに渡しているそう
これもすごいことだよね!漸進的!

フィンドボーンでは、敷地内に家を建てて売ったりして生計を立てたり、
他はカーシェアリング、洋服や家具のリサイクル、家事の分担など色々共有できることはあるようです

それから、タイやベトナムのお寺では皆でお経を唱えたりする時間があるのがいい
瞑想とかヨガの共有もいいかもしれないね


美香ちゃんが色々回って気づいたことは、せっかく持続可能な暮らしをして心にもゆとりが生まれるはずなのに、
実際は問題が色々あって解散しちゃうコミュニティも多いこと
そんな中、お経を唱えたり、セルフケアを大切にするコミュニティは居心地もよくみんな優しかったそうです

マインドのあり方が、人との調和に影響する
だからどんなにゆったりした暮らしを目指しても、心を置き去りにしては持続しないんだね

「心の持続性」

これはやっぱり何においても軸になり、一番大切なことなんだなと実感しました

内側にある対立を手放すには、自分自身を静かにただ見つめる時間を持つ

グラウンディング
センタリング

忘れていたことを思い出した夜でした