January 14, 2009

瞬き



想い出は星屑の瞬きのように、
時を経てその輝きを増していくんだと思ってた。

でも無心になって感じているその瞬間って
ほんとは何も思い出せないのかもしれない。


冷たい風も 手の届きそうな青空も
真っ白な世界に舞い降りて輝く雪の結晶達も
静寂を照らす月明かりも 北斗七星も
ほおを伝った涙も 君の笑い声も


わたしはその一瞬の輝きのすべてを
いつか忘れてしまうのかもしれない。