March 7, 2012

異常花



毎年、サクラが環境や原発によって影響を受けているか調査している市民団体がある
日本各地に点在している大小様々な原発のある地域で基準樹を決め、
サクラの花びらやガクの枚数に異常がないか2004年からデータにしてまとめている

それによると、2007年夏の柏崎刈羽原発事故の翌年、付近の基準樹の桜の異常花が4割近く確認されている
また、浜岡原発や旧スマイリー原発付近の桜の樹木は切られてしまっていると報告している

人より先に影響を受ける自然界は、その被害の大きさを静かに訴えている
これから日本列島で開花していくサクラの花に、どれだけの変化があるのだろう
何もないことを願いつつ、観察してみてよう

(サクラ調査ネットワークより)